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2007年08月15日 12:25
ジャスダックが新市場「NEO」を創設ー投機の場と化す懸念もー (桜桃)[V作戦]> [桜桃]
新市場「NEO」は「新興企業の登竜門としての機能に加え、市場ニーズの急激な展開やテクノロジーの急速な進歩などに対応できるような新たな機能を備えた市場」(ジャスダックプレスリリースより)として創設された。 簡単にいえば、社会情勢の変化などを背景に、確実ではないが、成長の可能性が強まっている企業を積極的に世に出していこう、ということか。 ▽・・・当然のことながら、上場のための要件はジャスダックに比べてゆるく設定されている。「上場申請時に利益計上を求めない」の規定など、マザーズを始めとする低いハードルで上場企業をかき集めている他の新興市場を意識したものともいえる。 「NEO」に上場するためには、申請企業の技術評価を行う「技術評価アドバイザリー・コミッティー」の諮問を受ける必要がある。ちなみに、そのメンバーは庄山悦彦氏(日立製作所取締役会長)、西澤昭夫氏(東北大学総長特別補佐)ら5名。こうした、そうそうたるメンバーから“お墨付き”を貰うことにより、上場企業の水準を維持していこうという戦略だ。 「NEO」は創設と同時に上場申請の受け付けをスタートし、IPO第1号は今秋になる見込み。開発に多額の資金が必要で、なおかつ、結実までに時間のかかるバイオベンチャーなどが同市場への上場を狙っているといわれる。 ▽・・・これからの企業に、広く門戸を開くという考え方には、基本的に大賛成だ。しかし、成長の見込みのある赤ちゃん企業に良質の資金を提供して支援していこうという“志”通り、市場が機能してくれるのか、疑問の声もないではない。 その代表的な声が、思い切り投機の場と化すのではないかとの懸念。前出のようなビッグネームが“技術を保証”することにより、上場企業に実力以上の評価が市場から与えられる可能性がある。 上場予備軍が多いと予想されるバイオ系は、それでなくても思惑を呼びやすい分野だ。よしんば、その技術が世に出ても、10年先、或いは100年先の利益までIPO時に先喰いしてしまうケースも、ないとはいえないだろう。 急騰すれば、逆に急落のリスクもあるわけで・・。 過度の投機的な動きが新興市場人気離散の一因になったともいわれる。売買規定などは今後明らかになるものと見られるが、過度の投機化を予防する方策を考えないと、崇高な“志”とは裏腹に、ベンチャーキャピタリストと日計り投機家だけを喜ばす“おっかない”市場になり兼ねない。 アンジェスMG。 (桜桃)
Posted by stock at 12:25
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