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2007年08月22日 11:11
原油価格一気に70ドル割れーメリット銘柄にチャンスが出るかー (桜桃)[V作戦]> [桜桃]
▽・・・21日のニューヨーク市場で原油価格が大きく下落している。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引される同日の原油先物9月限終値は、前日比1.65ドル安の1バレル=69.47ドルと7月2日以来の70ドル割れ。ストックステーションがマキシムグループ・森崇氏の提供で日々報じているNY原油相場速報では、背景として「ハリケーン“ディーン”の進路が米油田地域を外れたほか、米国立ハリケーンセンター(NHC)がディーンの規模をカテゴリー2へ引き下げたため」と解説している。
▽・・・原油先物価格は8月1日に1バレル=78.21ドルと、終値ベースでは過去最高の水準まで買われている。そこから半月で10ドル近い下落。原油価格ピークアウトの背景には、前出のハリケーンに加えて、ガソリン価格が上昇する傾向のあるバカンスシーズンが過ぎたこと、さらに国際的なリスクマネーの縮小などもあるものと思われる。一方で根強い実需があるため、このまま一気に価格が下がり続けるとも考え難いが、原油高の大きな“波”は一巡したとの印象。 いうまでもないことだが、原油価格の高騰はコスト高を招き、業績の悪化要因になる。また利上げ誘発要因にもなるため、騰勢一服は、混乱の淵に立っている世界経済にとって、大きな朗報といえる。 ▽・・・原油価格下落は、コスト高に悩む日本のエネルギー多消費型産業にも慈雨となる可能性がある。 しかも為替は円高だ。市場では、円高に伴う収益悪化懸念を嫌気して輸出株が激しく売られたが、ここは、円高プラス原油安でメリットを受ける部分にも一定の評価を与えるべきではないか。 例えば石油化学、鉄鋼などの素材株。コスト上昇の価格転嫁が進み始めたところでの原油価格沈静化は、年度後半の企業業績に思わぬメリットをもたらすのではないかと思われる。素材以外では、電力、ガス、さらには、運輸なども原油価格低下がストレートに業績に反映される業種だ。 こうしたところは配当利回りからも魅力的な銘柄が多く、全般波乱のなか、アヤで押すような場面があれば、積極的に対処したい。 全日空 (桜桃)
Posted by stock at 11:11
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