2009年09月16日 11:48
麻生首相在任期間中の日経平均は15%の下落にー「友愛精神」は相場にも通じるか。一郎氏の在任期間上昇率は60%超ー
(桜桃)
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[桜桃]
▽・・・衆院選の結果を受けた第172特別国会がこの日招集され、民主党の鳩山由紀夫代表が首相に指名される。
1949年(昭和24年)の東証再開から数えて27人目の総理大臣誕生である。それに伴い、ストックステーションのオリジナルコンテンツである歴代総理と株価の内容を更新した。
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歴代総理と在任期間 (リンクは就任中の出来事など) |
就任時日経平均 |
退任時日経平均 |
任期中の上昇率 |
1日当たり上昇率 |
| 麻生太郎の357日 |
12115.03
(08/9/24) |
10270.77
(09/9/16) |
-15.22% |
-0.043% |
| 福田康夫の366日 |
16401.73
(07/9/25) |
12115.03
(08/9/24) |
-26.14% |
-0.071% |
| 安倍晋三の365日 |
15557.45
(06/9/26) |
16401.73
(07/9/25) |
+5.43% |
+0.015% |
| 小泉純一郎の1980日 |
13973.03
(01/4/26) |
15557.45
(06/9/26) |
+11.34% |
+0.006% |
| 森喜朗の387日 |
20594.93
(00/4/5) |
13973.03
(01/4/26) |
-32.15% |
-0.083% |
| 小渕恵三の616日 |
16201.60
(98/7/30) |
20462.77
(00/4/5) |
+26.30% |
+0.043% |
| 橋本龍太郎の932日 |
20377.92
(96/1/11) |
16201.60
(98/7/30) |
-20.49% |
-0.022% |
| 村山富市の561日 |
20643.93
(94/6/30) |
20377.92
(96/1/11) |
-1.29% |
-0.002% |
| 羽田孜の64日 |
19725.25
(94/4/28) |
20643.93
(94/6/30) |
+4.66% |
+0.073% |
| 細川護煕の263日 |
20493.05
(93/8/9) |
19725.25
(94/4/28) |
-3.75% |
-0.014% |
| 宮澤喜一の644日 |
24950.86
(91/11/5) |
20493.05
(93/8/9) |
-17.87% |
-0.028% |
| 海部俊樹の818日 |
34719.80
(89/8/10) |
24950.86
(91/11/5) |
-28.14% |
-0.034% |
| 宇野宗佑の69日 |
33457.08
(89/6/3) |
34719.80
(89/8/10) |
+3.77% |
+0.055% |
| 竹下登の576日 |
22795.02
(87/11/6) |
33667.42
(89/6/3) |
+47.70% |
+0.082% |
| 中曽根康弘の1806日 |
7898.93
(82/11/27) |
22795.02
(87/11/6) |
+188.58% |
+0.104% |
| 鈴木善幸の864日 |
6810.41
(80/7/17) |
7898.93
(82/11/27) |
+15.98% |
+0.018% |
| 大平正芳の554日 |
6060.37
(78/12/7) |
6810.41
(80/6/12) |
+12.38% |
+0.022% |
| 福田赳夫の714日 |
4900.19
(76/12/24) |
6060.37
(78/12/7) |
+23.68% |
+0.033% |
| 三木武夫の747日 |
3970.66
(74/12/9) |
4900.19
(76/12/24) |
+23.41% |
+0.031% |
| 田中角栄の886日 |
3695.31
(72/7/7) |
3970.66
(74/12/9) |
+7.45% |
+0.008% |
| 佐藤栄作の2798日 |
1202.69
(64/11/9) |
3695.31
(72/7/7) |
+207.25% |
+0.074% |
| 池田隼人の1575日 |
1115.65
(60/7/19) |
1202.69
(64/11/9) |
+7.80% |
+0.005% |
| 岸信介の1241日 |
562.91
(57/2/25) |
1115.65
(60/7/19) |
+98.2% |
+0.079% |
| 石橋湛山の65日 |
550.61
(56/12/23) |
562.91
(57/2/25) |
+2.3% |
+0.034% |
| 鳩山一郎の745日 |
340.17
(54/12/10) |
550.27
(56/12/23) |
+61.8% |
+0.083% |
吉田茂の1679日
(東証再開以降) |
176.21
(49/5/16)
(東証再開日) |
340.17
(54/12/10) |
+93.0% |
+0.055% |
▽・・・麻生首相の在任期間は2008年9月24日から2009年9月16日まで357日。スタートの日経平均は1万2115円だった。しかし、就任がリーマンショック直後ということであまりにタイミングが悪かったためか、就任直後から、株価は奈落の底に沈んでいく。麻生首相就任後の株価を追うと、翌25日から日経平均は4連敗。その後1日の反発を挟んでさらに7連敗と、株価との相関では散々なスタートだった。むろん、株価下落は麻生さんの責任ではなく、期待された金融安定化法案の米上院否決でダウ平均が777ドル安を演じるなど、米国発の金融不安拡大を嫌気してのものだったが、支持率低下でにっちもさっちも行かなくなった麻生内閣の先行きを暗示するかの展開ではあった。
日経平均は就任1ヶ月後の10月28日に7000円割れを示現。その時点で、就任時からの下落率は42%以上に達した。株価は今年3月以降反発軌道に入るが、就任時の株価には届かず、総理在任期間中の下落率は15・22%の下落。1日あたりの下落率は0・043%となっている。
▽・・・さて、新生鳩山内閣。期待も大きいが、それ以上に不安も大きい。株式市場の視点でいえば、民主党政権が企業業績の拡大に繋がるような政策が打てるかどうかがポイントになってくるものと思われる。とりあえず、10月下旬招集の臨時国会で行われる所信表明演説で市場を納得させられるような成長ビジョンが打ち出されるかどうかが焦点になってきそうだ。
なお、歴史を振り返ると、鳩山新首相の祖父にあたる鳩山一郎内閣の745日は首相在任期間中の日経平均61・8%高(1日平均0・083%高)と歴代首相のなかでは悪くない成績となっている。新首相のモットーである「友愛」の精神は一郎氏から受け継いだものとされるが、果たして、今回も友愛精神は相場にも効くか、注目されるところだ。
(桜桃)
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